海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!勝浦で涼を感じる家族旅
海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!勝浦で涼を感じる家族旅
海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!勝浦で涼を感じる家族旅
海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!勝浦で涼を感じる家族旅
海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!勝浦で涼を感じる家族旅
海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!勝浦で涼を感じる家族旅
海の絶景に温泉、ご当地グルメを堪能!
勝浦で涼を感じる家族旅
2025.06.20

1906(明治39)年以降、気温35度以上の猛暑日を観測したことのない勝浦。太平洋の荒波によって創られるリアス海岸が続く勝浦で、レンタサイクルを使って海沿いサイクリングを楽しみましょう。ご当地グルメに舌鼓を打ち、勝浦朝市や古刹を巡る勝浦の夏旅を満喫!

Schedule

Access

東京方面から勝浦へ
東京駅
JR特急わかしおで約1時間30分
勝浦駅
大阪方面から勝浦へ
新大阪駅
東海道新幹線で約2時間30分
東京駅
JR特急わかしおで約1時間30分
勝浦駅

10:30 勝浦駅からスタート

徒歩で約5分

1
10:40

勝浦観光の拠点。レンタサイクルで市内をぐるり

勝浦市観光協会事務局
KAPPYビジターセンター

勝浦市内のおすすめ観光スポットをはじめ、宿や飲食店、勝浦朝市の情報などを案内している。レンタサイクルがあり、電動アシスト自転車をはじめ、電動アシスト付きの子ども乗せ自転車、クロスバイクを用意。ヘルメットも無料で貸し出している。貝殻とシーグラスを使った体験教室もあるので、市内を観光する前に立ち寄ってみよう。

レンタサイクル1500円~。台数に限りがあるので繁忙期は要予約
勝浦の旅の拠点となる、観光交流施設
住所
勝浦市墨名815-56
電話
0470-73-2500
営業時間
8:30~17:15
定休日
無休

自転車で約20分

2
11:20

海の中をのぞき見! 目の前に迫る魚にびっくり

かつうら海中公園 海中展望塔

沖合約60mの海上に設置された展望塔。展望塔へ続く桟橋を歩けば、雄大な海の眺望や心地よい潮風が。展望塔内のらせん階段を下りると水深8mに位置する海中展望室が"自然の水族館"になっている。寒流と暖流の接点にあるため、四季を通じて約90種類の海の生き物を観察できる。姿がかわいいツノダシやハコフグをはじめ、イシダイやメバルといった魚たちをすぐ目の前で見ることができる。公園の敷地内には海産物や自宅用の勝浦タンタンメンなどの勝浦土産を販売する売店もある。

公式ウェブサイトには、その日の海の透明度が発表される。チェックしてから出かけよう
魚たちを間近で観察できる
海上にも展望室があり、鵜原理想郷や勝浦灯台などを一望できる
海へ真っすぐ伸びる通路。視界を遮るものもなく、太平洋の雄大な景色が広がる
住所
千葉県勝浦市吉尾174(駐車場や駐輪場は徒歩約3分の「千葉県立中央博物館分館 海の博物館」近くにあり)
電話
0470-76-2955
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
海象状況により料金が異なる(詳しくは公式ウェブサイトを参照)
定休日
無休(荒天時閉館の場合あり)

自転車で約6分

3
12:00

リアス海岸が続く勝浦有数の景勝地

鵜原理想郷

南房総国定公園に位置する、海に突き出た明神岬一帯を指す。美しい景観に恵まれた地で、大正時代初期にこの辺りを別荘地とする計画があったことから「理想郷」と呼ばれるようになった。手掘りのトンネルを抜けると、波に浸食された複雑な造形の地層が姿を現し、その先の手弱女平(たおやめだいら)の大パノラマは記念撮影スポット。所要時間は約1時間、ゆっくり進んでも約1時間30分の緩やかなハイキングコースなので、歩きやすいスニーカーで散策を楽しめる。駐車場にあるハイキングコースの案内図を参考に、歌碑や詩碑を訪ねるのも楽しい。

手弱女平の鐘のあるデザインベンチは、SNS映えスポット
自然が生み出した造形の美しさが楽しめる
住所
千葉県勝浦市鵜原
電話
0470-73-2500(勝浦市観光協会)
営業時間
散策自由

自転車で約3分

4
13:10

まろやかな刺激の勝浦タンタンメンを

ファミリーレストラン こだま

精肉店直営の地元で人気のレストラン。和洋中のメニューが豊富で、ご当地グルメの勝浦タンタンメンだけでも10種類ある。初めて食べるならシンプルなタンタンメン800円を。しょうゆベースのスープには煮込んだひき肉やタマネギを合わせ、ニンニクが利いた一杯だ。ラー油は控えめで辛さはほどほど、生卵を追加トッピングすればマイルドな味わいを楽しめるので子どもにもおすすめ。中太のストレート麺は喉越しもよく、あっさりと味わえる。

1番人気のタンタンメン800円
4人掛けのテーブル席は家族利用にも便利
変わらぬ味を作り続ける店主の小玉藤男さん
住所
千葉県勝浦市鵜原831
電話
0470-76-1063
営業時間
10:30〜14:30LO/17:00〜19:30LO
定休日
水・木曜

自転車で約5分

5
14:20

豊かな房総の海について学ぶ

千葉県立中央博物館分館 海の博物館

房総の海と自然をテーマごとに展示する自然史博物館。常設展示では4つのコーナーに分けて、房総半島を取り巻く海の環境や博物館周辺の自然の様子など、最新の研究結果を展示している。海の中などを再現したジオラマや、生き物の映像や標本などを通じて、房総の海の様子を学ぶことができる。中でも「海と遊ぼう」のコーナーでは、実際に標本に触れて観察したり音を聞いたりと、五感を使って学べる。

地形模型と映像で、4つの海域に分けて紹介する「房総の海」コーナー
標本や水槽を使って博物館周辺の自然の様子を展示する「博物館をとりまく自然」コーナー
休日には「磯・いそ探検隊」や観察会など親子で楽しめる参加型イベントを開催する
住所
千葉県勝浦市吉尾123
電話
0470-76-1133
営業時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
料金
一般200円、高校生・大学生100円、中学生以下と65歳以上は無料
定休日
月曜(臨時休館あり)

自転車約19分

「勝浦市観光協会事務局 KAPPYビジターセンター」にレンタサイクル返却

徒歩で約1分

6
15:50

ロケーション抜群な海沿いホテルで温泉三昧

三日月シーパークホテル勝浦

勝浦中央海岸が目の前のスパホテル。宿泊者なら無料で利用できるスパ「アクアパレス」は、水着を着用して家族で一緒に過ごせると大人気。屋内に気泡浴や圧注浴、湯滝などを備えた温水プールを、屋外には岩風呂を配し、オーシャンビューの開放的な空間で思う存分に遊べる。天然温泉の男女別展望大浴場もあるので、ゆったりくつろげる。食事は朝夕ともにバイキング。漁港の町ならではの新鮮な刺し身に加えて、子どもにもうれしい洋食や離乳食も用意があるので、家族連れに好評だ。

「アクアパレス」の屋外スパは、段差のある湯船から海沿いの町を一望する
最上階にある展望大浴場「飛天の湯」
2つのベッドを備えた洋室と6畳和室の和洋室の一例。客室からも海の眺望を楽しめる
ステーキや天ぷら、パスタや海鮮焼きなど年齢問わず楽しめる料理がそろう夕食バイキング(イメージ)。このほか、伊勢エビやサザエを使った別注料理も用意
住所
千葉県勝浦市墨名820
電話
0470-73-1111
料金
1泊2食付き15,400円~(平日の4名1室1名さまあたり)
クレジットカード
利用可
交通系IC
利用可

Schedule

Access

東京方面から勝浦へ
東京駅
JR特急わかしおで約1時間30分
勝浦駅
大阪方面から勝浦へ
新大阪駅
東海道新幹線で約2時間30分
東京駅
JR特急わかしおで約1時間30分
勝浦駅

9:20 宿をチェックアウト

徒歩で約10分

7
9:30

昔も今も変わらない、地元の人との交流の場

勝浦朝市

勝浦朝市は、今から430年以上前、1591(天正19)年に当時の勝浦城主・植村土佐守泰忠(うえむらとさのかみやすただ)が始めたと伝わる。かつては漁師と農民との物々交換の場であったが、現在は若手の出店者が中心となり、魚介類や農産物のほか、雑貨類やコーヒースタンドなども出店する。「かつうら朝市のイベント・広報部会」メンバーが作成したフリーペーパーが発行されていたり、平日1回につき3名まで参加できるワークショップが開催されていたりと、買物以外も楽しめる。

食べ歩きも楽しみの一つで、シフォンケーキやわらび餅、イカメンチなどさまざまなグルメがそろう
季節の山菜が並ぶ。買い物をしながら店主との会話も弾む
テイクアウトのかつお出汁スープ150円
新鮮な魚も並ぶ
住所
千葉県勝浦市下本町朝市通り(毎月1~15日)、勝浦市仲本町朝市通り(毎月16~月末)
電話
0470-73-2500(勝浦市観光協会)
営業時間
6:30ごろ~11:00ごろ(天候や仕入れにより変更あり。売り切れ次第、早仕舞いの店舗あり)
定休日
水曜

徒歩で約1分

8
10:30

〝イチョウ寺〟と親しまれる古刹

高照寺

勝浦朝市の発祥の場として知られる日蓮宗の寺院。境内にある樹齢1,000年を超える「乳公孫樹(ちちいちょう)」は県指定天然記念物で、授乳中の女性の乳不足解消に霊験があるといわれている。言い伝えによると、乳不足に悩む婦人を治していた僧の死後、その徳をしのんで、村人たちが墓の上にイチョウを植えたといわれる。木の根が乳のような形をした「乳柱」は最長2m以上、約60本もが枝や幹から垂れ、圧巻だ。

今も多くの人が詣でる「乳柱」
仲本町朝市通りに面しており、門前に朝市発祥の碑が立つ
住所
千葉県勝浦市勝浦49
電話
0470-73-7474
営業時間
境内自由

徒歩で約3分

9
10:45

勝浦藩主が眠る浄土宗の寺院

覺翁寺

慶長年間(1596~1615年)に、勝浦藩主であった植村土佐守泰忠によって開基されたという。植村家の3代泰朝、4代忠朝、5代正朝の墓といわれる宝筺印塔(ほうきょいんとう)が残り、市の文化財に指定されている。また本堂には、江戸時代に彫刻の名人とうたわれた波の伊八(武志伊八郎信由)の欄間が残されている。勝浦朝市の歴史を示す定書も奉納され、勝浦の歴史を物語る古刹だ。

武志伊八郎信由の作と伝わる本堂の欄間「波雲に火焔(かえん)龍」
毎年2月下旬~3月3日に開催される「かつうらビッグひな祭り」の会場にもなっている
住所
千葉県勝浦市出水1297
電話
0470-73-3115
営業時間
境内自由

徒歩で約5分

10
11:00

「かつお」と「きんめだい」のおみくじで運試し

遠見岬(とみさき)神社

四国から房総半島に渡り、この地に技術や文化をもたらしたという「天冨命(あめのとみのみこと)」を祭る古社。神社を創建した勝占忌部(かつらいんべ)の名が、「勝浦」の地名の由来といわれている。その名前から、"勝ち占(し)める"と富と勝運を授かる神社として多くの参拝客が訪れ、「勝男(かつお)」と「金女(きんめ)」のそれぞれの魚をかたどったおみくじが評判だ。覺翁寺同様、「かつうらビッグひな祭り」の会場にもなっている。

手のひらサイズでコロンとした形がかわいい、勝男みくじ、金女みくじ各300円
1849(嘉永2)年に造営された社殿
約60段の石段を上ると、漁師町・勝浦の眺望が楽しめる
住所
勝浦市浜勝浦1
電話
0470-73-0034
営業時間
境内自由(授与所は8:00~16:00)

徒歩で約5分

11
11:30

子どもと一緒に楽しめる勝浦イタリアンの人気店

Maison R(メゾン エール)

閑静な住宅街にある隠れ家的なイタリアン。テーブル席のほかにソファ席や個室もあり、トイレにはおむつ交換台もあるので、小さな子ども連れでも安心して利用できる。野菜や魚介類など、地元食材をふんだんに使った料理にはファンが多い。ランチのパスタセットでは、旬の野菜とホタルイカやカキなど季節の魚介を合わせたメニューなどが用意される。小さな子ども用のドリンクも用意する心配りがうれしい。

勝浦産のルッコラを主役にしたパスタ「カチョエペペ」
前菜の盛り合わせ5種1,800円では、生ハムやソーセージなどアルコールに合う品が並ぶ
ゆったりと食事を味わえるソファ席
住所
勝浦市勝浦92-6
電話
0470-64-4858
営業時間
11:30~13:30LO(木曜は18:00~20:30LO、金~日曜は17:00~20:30LOも営業)
定休日
月・火曜、最終日曜

徒歩で約10分

12
13:00

マリンスポーツの人気スポット

勝浦中央海岸

南房総国定公園内にある白砂の美しいビーチ。遊泳を目的とした海水浴場としては開設されていないが、波消しブロックが波を和らげてくれるので、近くでは磯遊びもできる。夏季限定で、巨大な海上アスレチック「勝浦ウォーターアイランド」(有料、要予約)も登場する予定だ。また、SUP体験やフィッシングなどのマリンスポーツを楽しむことができる。

砂浜に立つ熊野貴船神社の赤い鳥居が印象的
フォトスポットとしても人気のブランコ
住所
勝浦市墨名
電話
0470-73-2500(勝浦市観光協会)

Column

親子で海遊び・マリブポイント

勝浦中央海岸近くのマリンスポーツ施設。4歳以上から体験できる「初めてのSUP散歩(6,900円~)」、小学生以上から参加できる「楽しいサーフィンレッスン(6,900円~)」など、親子で遊べる体験メニューを用意する。どれも専任のガイドによる指導があるので初めてのチャレンジでも安心だ。ショップやカフェも併設しているので、遊んだ後もゆっくりできる。

徒歩で約15分、勝浦駅から帰路へ(16:30)

  • 文/千葉香苗(アド・グリーン)
  • 写真/塙 広明(アド・グリーン)
  • ※上記の情報は2025年5月掲載時点のものです。
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