親子で楽しむ いわて体験旅
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親子で楽しむ いわて体験旅
親子で楽しむ いわて体験旅
親子で楽しむ いわて体験旅
2024.09.26

岩手山の裾野に広がる小岩井農場で遊び、温泉に憩い、岩手の工芸品にふれる。地元食材を使ったジェラートや盛岡名物のわんこそばなど岩手ならではのグルメも味わいながら、親子で思い切り楽しめる1泊2日の旅へ出かけませんか。

Schedule

Access

東京から盛岡へ
東京駅
東北新幹線で約2時間10分
盛岡駅
大阪から盛岡へ
大阪国際空港(伊丹空港)
飛行機で約1時間20分
いわて花巻空港
バスで約45分
盛岡駅
福岡から盛岡へ
福岡空港
飛行機で約1時間55分
いわて花巻空港
バスで約45分
盛岡駅

11:00 盛岡駅からスタート

車で約30分

1
11:30

130余年の歴史ある農場で遊ぶ

小岩井農場

1891(明治24)年開設の岩手山南麓に広がる歴史ある農場。一般開放している「まきば園」では、木製のアスレチック遊具を備える「あそびの広場」やアーチェリー、クラフト教室などを通じて、親子で思い切り楽しめる。農場産ソフトクリームや牛乳、そして牛肉を使ったバーベキューといった農場グルメもぜひ堪能したい。時間に余裕があるなら、隣接する歴史的建造物・上丸牛舎の見学にも足を運ぼう。

1日2回行われるひつじのおやつタイム
「まきばのクラフト教室」で、まきまきひつじ1,100円を体験。木製の小さなひつじに羊毛や糸を巻き付ければ、ふわふわの毛をまとったひつじの置き物が完成(体験は変更の場合あり。要事前確認)
炭火焼BBQガーデンで食べられる小岩井牛ミックス盛り(2人前)3,500円
隣接する上丸牛舎で飼育される牛の生乳を使った濃厚なソフトクリーム480円
上丸牛舎は小岩井農場発祥の地。100年を超えなお現役の国指定重要文化財の牛舎などがある
住所
岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
電話
019-692-4321
営業時間
9:00~17:30
料金
入場800円
定休日
冬季休業あり

車で約20分

2
15:20

温泉めぐりと自然遊びが魅力の宿

休暇村岩手網張温泉

ホテル敷地内5カ所の源泉かけ流し温泉と、自然アクティビティが自慢の宿。本館の「大釈の湯」をはじめ、本館から徒歩7分の混浴露天風呂「仙女の湯」(冬季閉鎖)、別館の日帰り入浴施設「薬師の湯」などは、宿泊客はすべて無料で利用できる。いずれも周囲の豊かな自然に抱かれ、この上ない開放感を得られる。宿泊した翌朝は、早朝お散歩会やサイクリングを楽しむプログラムに参加して、網張ならではの自然を全身で体感しよう。

ホテル西館にある男女別露天風呂「大釈の湯」からは隣の秋田県・乳頭山の眺めも
東館和室。遠く盛岡市街や雫石の田園風景を望むことができる
クロスバイクは1日1,000円、ファットバイク1日1,400円でレンタルできる
敷地内にある網張ビジターセンターでは、岩手山の自然の成り立ちや火山活動などについて学べる
大自然に囲まれた立地で身も心も癒やされる
住所
岩手県岩手郡雫石町網張温泉
電話
019-693-2211
料金
1泊2食付き14,000円~
泉質
硫黄泉(硫化水素型)

車で約20分

3
19:30

無数の星が輝く銀河の中を空中散歩

雫石銀河ロープウェー

雫石スキー場で夜間に運行するロープウェー。街の明かりが届きにくく、澄んだ空気に包まれる標高730mの山頂は天体観測に適しており、専門の星空案内人による解説付きで観察できる。頭上を覆う、手を伸ばせば届きそうなほどのきらびやかな星は、圧巻のスケール。星が見えにくい日は、300インチの大型スクリーンによる映写会も行われる。リクライニングチェア(1台1,100円)で横になって観測するのも人気。

ロープウェーを覆うように降り注ぐ星空。片道約7分間の空中散歩も特別な時間だ
天候や運に恵まれれば、天の川や流れ星を見ることもできる
住所
岩手県岩手郡雫石町高倉温泉 雫石スキー場
電話
019-693-1111(雫石プリンスホテル)
営業時間
19:30~20:00(季節により異なる)
料金
乗車往復2,200円
定休日
特定日※悪天候により運行できない場合がある

車約20分で宿へ(21:00)

Schedule

Access

東京から盛岡へ
東京駅
東北新幹線で約2時間10分
盛岡駅
大阪から盛岡へ
大阪国際空港(伊丹空港)
飛行機で約1時間20分
いわて花巻空港
バスで約45分
盛岡駅
福岡から盛岡へ
福岡空港
飛行機で約1時間55分
いわて花巻空港
バスで約45分
盛岡駅

宿をチェックアウト

車で約15分

4
10:15

地元産食材で作るジェラート

松ぼっくり

酪農を営むオーナー夫婦が、ミルクのおいしさを知ってもらおうとオープン。常時14種類あるジェラートは、毎朝農場から届く搾りたてのミルクを基本の味としている。雫石の旬の野菜や果物、自社農園で栽培した玄米など地元産の食材を合わせ、オリジナルの味をラインナップ。2種類の味を楽しめるダブル420円が人気で、2階のイートイン席、屋外のテラス席でゆっくり味わいたい。

定番のミルク(シングル350円)と、おすすめの日本酒「菊の司」とブルーベリーを組み合わせたダブル
ウッドデッキにはベンチやテーブル席を設置。木陰で味わうのもまた格別だ
店舗の周辺には緑道も整備され自然散策を楽しめる
住所
岩手県岩手郡雫石町長山早坂70-48
電話
019-691-5030
営業時間
10:00~18:00(11月~3月は10:00~17:00)
定休日
無休

車で約20分

5
11:00

伝統工芸の体験型ミュージアム

盛岡手づくり村

地元の特産品を購入できる「盛岡地域地場産業振興センター」、岩手県が誇る食や伝統工芸品の工房が集まる「手づくり工房ゾーン」、「南部曲り家」の3つのゾーンで構成される複合施設。「手づくり工房ゾーン」の中でも、生地をこねるところから盛り付け、試食までを体験できる「盛岡冷麺作り」や「南部せんべい手焼き体験」は、親子で楽しめると人気。経験豊かな職人の技を見学したり、豊かな食文化を体験できる。

「ぴょんぴょん舎 冷麺工房」の冷麺づくり1人1,210円、所要時間約20分
「盛岡せんべい店」の南部せんべい手焼き体験200円
南部曲り家。江戸時代後期に建てられたものでL字形で主屋と馬屋が棟続きになっているのが特徴
中心施設となる盛岡地域地場産業振興センター。ショップも併設する
住所
岩手県盛岡市繋字尾入野64-102
電話
019-689-2201
営業時間
8:40~17:00
料金
入場無料(展示資料室入場は別途100円。体験料は各体験により異なる)
定休日
無休

Column

麺好き必見! 盛岡三大麺

盛岡の定番グルメで外せない独創的な3つの麺料理をご紹介。
わんこそば...お給仕さんとの掛け合いも楽しい「わんこそば」は、宴の席で大勢のお客さまをもてなすために考えられたと伝わる。「わんこ」とは木地椀を指す方言。
盛岡冷麺...コシの強い麺と滑らかなのど越し、爽やかなキムチの酸味と辛味、コクのあるスープが特徴。日本に移住した咸興(ハムフン)出身の料理人が、ふるさとを懐かしんで作ったのが始まり。
盛岡じゃじゃ麺...もちもちの平たい麺に肉味噌、キュウリ、長ネギなどをトッピングした麺料理。中国東北部の郷土料理「炸醤麺(ジャージャー麺)」がルーツ。

車で約10分

6
12:40

湖と花の公園は遊具も充実

岩手県立御所湖広域公園

雫石町と盛岡市に広がる御所湖を中心としたレクリエーション施設。湖周辺の公園は、桜やミズバショウ、カキツバタ、ラベンダー、コスモスなど季節の花が咲く花の名所でもある。親子で楽しむなら、乗り物広場とファミリーランドエリアがぴったり。スワンサイクルやサイクル列車、変わり種自転車など、小さな子どもでも遊べる設備が多数そろう。芝生広場でレジャーシートを広げてのびのびと過ごせるのも魅力。

9月上旬から10月中旬にかけて園内ではコスモスが見頃を迎える(町場地区園地)
乗り物広場のサイクル列車。小学生以上1人200円(木曜は休業)
ローラー滑り台は75mの長さを楽しめる
住所
岩手県岩手郡雫石町西安庭11-7-4(公園管理事務所は乗り物広場内)
電話
019-692-4855
営業時間
9:00~17:00(乗り物広場は16:30まで)
料金
入園無料(遊具により有料あり)
定休日
4月~11月のみ営業(乗り物広場は4月上旬〜11月中旬営業、不定休)

車で約35分

7
15:40

南部鉄器を見る、知る、買う

岩鋳鉄器館

初代・岩清水末吉が1902(明治35)年に創業した南部鉄器メーカー。デザインから販売までを一貫して行い、使い勝手の良さやデザインは海外でも評判になっている。工房には伝統工芸士の認定を受けた職人がおり、鋳型の製作や組み立て、着色などの作業を間近に見学できる。併設する売店では鉄瓶はもちろん、鍋やフライパンといったキッチン道具、カラフルな急須、風鈴といった生活道具などを幅広く販売する。

1400~1500℃に溶かされた鉄を湯汲みと呼ばれる柄杓で鋳型に流し込む鋳込み作業の様子
南部鉄器は使い込むほど深みを増していくのが魅力。ここで購入した商品は修理も受け付けている
左から、急須5型桜11,550円、鉄瓶平底撫肩肌・小63,800円、鉄瓶ふくまる49,500円
住所
岩手県盛岡市南仙北2-23-9
電話
019-635-2505
営業時間
8:30~17:30
料金
入場無料
定休日
火曜

車で約15分

8
17:00

わんこそばの老舗で100杯超えを目指せ!

東屋 本店

わんこそばは、客人へのもてなし料理から始まったという郷土料理。給仕によるかけ声とともに、小さな椀に味付けされたそばが入れられる。そばは15杯でどんぶり約1杯分の量ということで、大人なら20~30杯食べる人が多い。なめこおろし、鶏そぼろ、ゴマやとろろなどの薬味もセットになっているため、飽きることなくおいしく味わえる。100杯を超えると手形をもらえるのでチャレンジしてみよう。

わんこそば4,200円。小中学生は各コース料金から700円引き
「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん」のリズミカルなかけ声で食べ進めていく
100杯以上食べるともらえる証明手形(右)は、子どもには杯数に関係なくプレゼントしてくれる。100杯に届かなかった人は紙の証明書(左)を旅の記念に
住所
岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3
電話
019-622-2252
営業時間
11:00~15:00 ・17:00~19:00LO(わんこそばは18:30LO)
定休日
第1水曜(5月ゴールデンウィーク・8月は無休)

車で約10分、盛岡駅から帰路へ(18:10)

  • 文/千葉香苗(アド・グリーン)
  • 撮影/新井鏡子
  • ※上記の情報は2024年9月掲載時点のものです。
  • ※紹介する施設への交通手段や時間はおおよその目安です。余裕を持ってお出かけください。
  • ※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
  • ※表記されている料金は、特別な注記がない限りすべて税込です。
  • ※年末年始、大型連休、お盆休みなどは一部省略してあります。