伊豆半島の名湯・修善寺温泉と水の都・三島を巡り、源氏ゆかりの史跡や富士山の湧水スポットを歩く、温泉と歴史、自然に癒やされる旅へ。
Schedule
スケジュール
- 11:20
修善寺駅からスタート
- 11:351
弘法大師が開基したと伝わる修禅寺
- 12:102
源氏ゆかりのスポットを巡る修善寺温泉街を散策
- 13:103
クセがない川魚料理をあまご茶屋 修善寺温泉店で味わう
- 15:104
宿泊は伊豆長岡温泉 三養荘で老舗旅館のもてなしを
Access
アクセス
- 東京方面から修善寺温泉へ
- 東京駅
-
特急「踊り子」で約2時間10分
- 修善寺駅
バスで約10分- 修善寺温泉
- 大阪方面から修善寺温泉
- 新大阪駅
-
東海道新幹線で約2時間25分
- 三島駅
-
伊豆箱根鉄道駿豆線で約35分
- 修善寺駅
- バスで約10分
- 修善寺温泉
11:20 修善寺駅をスタート
バス約10分の修善寺温泉バス停下車
徒歩で約3分
源氏との関わり深い古刹
修禅寺
創建1200年、弘法大師の開基と伝わる曹洞宗の寺院。鎌倉幕府2代将軍頼家が、北条時政の謀略により幽閉され、暗殺された舞台として知られる。境内に立つ宝物殿「瑞宝蔵」では、頼家の最期の顔を写したという木彫りの面や、北条政子が頼家の冥福を祈って寄進した経典などを展示する。
- 住所
- 静岡県伊豆市修善寺964
- 電話
- 0558-72-0053
- 営業時間
- 境内自由（宝物殿は8:30～16:30、10～3月は16:00まで）
徒歩で約1分
湯の街の旧跡・名所をお散歩
修善寺温泉街
弘法大師が湯を湧出させたと伝わる修善寺温泉は、伊豆最古の温泉地といわれ、桂川の両岸に温泉郷が広がる。桂川沿いには遊歩道が設けられ、開湯の言い伝えが残る源泉「独鈷（とっこ）の湯」をはじめ、竹林の小径（こみち）、北条政子が息子・頼家の菩提を弔ったという指月殿（しげつでん）や頼家の墓、頼家の家臣が眠る十三士の墓と見どころ満載だ。
- 住所
- 静岡県伊豆市修善寺
- 電話
- 0558-72-2501（伊豆市観光協会修善寺支部）
- 営業時間
- 散策自由
徒歩で約5分
天城育ちのアマゴ尽くしを味わう
あまご茶屋 修善寺温泉店
天城山系の湧水で飼育された淡水魚「天城 紅姫あまご」を使った料理を提供する。人気メニューの「紅姫あまごの漬け丼」は、秘伝のタレに漬け込んだ紅姫あまごをたっぷりと盛り付けた一品。脂がたっぷり乗っている身は、甘さとコクを感じさせる。ほかにも紅姫あまごの焼き物や天ぷらなどがセットになった「あまご御膳」2,750円～、あまご天重1,650円と、幅広いアマゴ料理を堪能できる。
- 住所
- 静岡県伊豆市修善寺765-1
- 電話
- 0558-73-2388
- 営業時間
- 11:00～18:30LO
- 定休日
- 水曜
徒歩で約1分の修善寺温泉バス停へ
バス約7分の修善寺駅下車
電車で約12分の伊豆長岡駅下車
送迎バス約5分（要予約）で宿へ
旧財閥家の別邸を利用した老舗旅館
伊豆長岡温泉 三養荘
春のサクラ、夏のハナショウブなど四季の花が美しい、3,000坪の日本庭園が自慢の宿。数寄屋造りの本館と純和風の新館から成り、本館には貴賓室と離れ客室、新館には和室、和洋室などさまざまなタイプを用意。全客室にかけ流しの温泉が付いている。夕食は地元食材などを使用した旅館自慢の懐石料理で、伊豆長岡温泉水を使った香箱ガニの蒸し料理など、滋味豊かな料理が並ぶ。小食派の人は料理を少しずつ楽しめる少量懐石コースも選べる。
- 住所
- 静岡県伊豆の国市ままの上270
- 電話
- 055-947-1111
- 料金
- 1泊2食付き47,130円～（2名1室利用 1名さまあたり）
- 泉質
- アルカリ性単純泉
Schedule
スケジュール
Access
アクセス
- 東京方面から修善寺温泉へ
- 東京駅
-
特急「踊り子」で約2時間10分
- 修善寺駅
- バスで約10分
- 修善寺温泉
- 大阪方面から修善寺温泉
- 新大阪駅
-
東海道新幹線で約2時間25分
- 三島駅
-
伊豆箱根鉄道駿豆線で約35分
- 修善寺駅
- バスで約10分
- 修善寺温泉
10:00 宿をチェックアウト
送迎バス約5分の伊豆長岡駅下車
伊豆箱根鉄道駿豆線で約21分の三島駅下車
徒歩で約3分
皇室ゆかりの庭園
楽寿園
富士山から流れ出た溶岩流や自然林、湧水など豊かな自然を生み出す庭園。伊豆半島ジオパークのジオサイトの一つとして認定される。明治維新で活躍した小松宮彰仁親王の旧別邸「楽寿館」が立ち、京間風高床式数寄屋造りの建物は三島市の指定文化財となっている。襖絵（ふすまえ）と杉板戸絵、天井画は、明治時代を代表する日本画家が描いたもので、贅を尽くした造りは見応えがある。
- 住所
- 静岡県三島市一番町19-3
- 電話
- 055-975-2570
- 営業時間
- 9:00～16:30受付（11～3月は16:00受付）
- 料金
- 300円
- 定休日
- 月曜（祝日の場合は翌日）
徒歩で約13分
県内屈指の桜の名所
三嶋大社
源頼朝が源氏再興を祈願し、後に鎌倉幕府を開くと社領神宝を寄進したと伝わる古社。境内には、国指定の重要文化財となっている本殿をはじめ、江戸時代に活躍した小沢派の彫刻が見事な舞殿や神門など見どころも多い。毎年3月下旬～4月中旬にかけては、見ごろを迎えた15種200本の桜が参道や神池を春色に染め上げ、参拝客を出迎える。
- 住所
- 静岡県三島市大宮町2-1-5
- 電話
- 055-975-0172
- 営業時間
- 境内自由
徒歩で約13分
創業170年のウナギの名店
うなぎ 桜家
1856（安政3）年創業の老舗で行列必至の超人気店だ。使用するウナギは、富士山の伏流水で3～4日ほど泳がせることで、余分な脂肪を燃焼させ、冷たい水で身を引き締める。焼き上げた際にふっくらとした食感と食べ応えを楽しめるのが特徴だ。長年継ぎ足しで使用してきたタレは、甘さ控えめでウナギの風味をしっかりと引き立てている。うなぎ丼5,280円～、うなぎ重箱5,280円～。
- 住所
- 静岡県三島市広小路町13-2
- 電話
- 055-975-4520
- 営業時間
- 11:00～20:00（売り切れ次第閉店）※15:30〜17:00は仕込みのため準備中になる場合あり
- 定休日
- 水曜･月1回火曜（連休あり）
徒歩で約3分
透明度と清らかな流れに魅了される
源兵衛川
楽寿園に湧き出す富士山の伏流水が源流となっている、全長約1.5km続く清流。川沿いには飛び石や木道を設け、せせらぎ散歩を満喫できる。夏になると水遊びを楽しむ親子連れの姿や、ホタルが飛び交う幻想的な風景に出合えるスポットとして多くの人が足を運ぶ。
- 住所
- 静岡県三島市芝本町ほか
- 電話
- 055-946-6900（三島市観光協会三島駅南口観光案内所）
- 営業時間
- 散策自由
徒歩で約2分
地元の食材、オーガニック、無添加にこだわる
Caffe Bar RITORNO
（カフェ バール リトルノ）
コーヒーやアルコールを楽しめるイタリアのバールスタイルの店。料理はヴィーガンをはじめ、低糖質やグルテンフリーなど多様なジャンルに対応。地場産の無農薬野菜、無添加の食材などを使うようにしている。無発酵の自家製パンをはじめ、無添加の生ハム、無農薬の野菜など7～8品を盛り合わせた「お惣菜セット」、地場産のフルーツをイタリアのスパークリングワインと合わせた「ジョイエッリ」といったこの店ならではのメニューを味わいたい。
- 住所
- 静岡県三島市泉町14-16 1F
- 電話
- 055-981-7557
- 営業時間
- 11:00～17:00LO
- 定休日
- 日曜
徒歩で約6分
富士山の雪解け水がこんこんと湧き出る
白滝公園
楽寿園の東側に位置し、清らかな桜川が目の前に流れ、木々が生い茂る自然豊かな公園。園内には、ゴツゴツとした富士山の溶岩が露出しているので足元に気を付けながら散策しよう。白滝公園から三嶋大社までの川沿いの歩道は、太宰治や若山牧水など三島にゆかりのある文学者たちの詩や句碑などが並び、文学散歩も楽しめる。
- 住所
- 静岡県三島市一番町1-1
- 電話
- 055-946-6900（三島市観光協会三島駅南口観光案内所）
- 営業時間
- 散策自由
徒歩で約6分、三島駅から帰路へ（15:50）
- 文／千葉香苗（アド・グリーン）
- 写真／岩堀和彦
PIXTA - ※上記の情報は2025年2月掲載時点のものです。
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