新旧の注目スポットを巡る、熱海半日散歩
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新旧の注目スポットを巡る、熱海半日散歩
新旧の注目スポットを巡る、熱海半日散歩
新旧の注目スポットを巡る、熱海半日散歩
2025.03.13

都心からアクセス至便な熱海。名建築や昭和レトロの風情を残すスポットなど、見どころもいっぱい。熱海を楽しもう!

Schedule

Access

東京方面から熱海へ
東京駅
特急「踊り子」で約1時間20分
熱海駅
大阪方面から熱海へ
新大阪駅
東海道新幹線で約2時間20分
熱海駅

12:30 熱海駅からスタート

徒歩で約5分

1
12:35

目にも鮮やか。四季の味を楽しめる高級パフェ

Maison de Parfait 十全十美
(メゾン ド パルフェ じゅうぜんじゅうび)

熱海初のラグジュアリーパフェ専門店。使用するフルーツは、静岡県産ミカンや富士山麓にある農園のイチゴなど、主に県内の農園から仕入れている。フルーツと相性抜群なのが、ハーブやスパイスが入った自家製ジェラートとクリーム。甘さの中に深い味わいを感じる。爽やかな飲み口の静岡産緑茶や、静岡県産本みりんの煮切りを使ったアルコールを含まないカクテルなど、この店ならではのペアリングを楽しもう。

「十全十美パフェ~mariage・3種の苺~」3,880円と、「十全十美モクテル ~緑茶と青林檎~」700円
パティシエが目の前で仕上げの盛り付けをしてくれる
店内はダウンライトの照明で重厚感のある空間
住所
静岡県熱海市田原本町4‐17
電話
0557-29-6797
営業時間
11:00~16:00LO(テイクアウトは10:00〜17:00)
定休日
不定休

徒歩で約10分

2
13:50

懐かしさを感じる熱海印のニュー土産

新熱海土産物店 ニューアタミ

閉館した映画館「ロマンス座」の建物一角に出店する土産物店。わずか3畳ほどの店内には、オリジナルアイテムが100種類以上並ぶ。熱海で古くから愛される老舗店のロゴや看板をかたどったキーホルダー、熱海サンビーチや温泉をモチーフにしたオリジナルTシャツ、サウナハットやポーチといった温泉入浴に必要なグッズなど、どれも個性的なものばかり。旅の思い出を持って帰ることができる。

隣接する老舗喫茶「ボンネット」やカレーレストラン「宝亭」などのキーホルダー880円~
オリジナルの絵柄も、どこか昭和を感じるTシャツ4,200円~
「ロマンス座」の建物は「新熱海土産物店 ニューアタミ」のほか、貸本屋や宿泊施設も併設する
住所
静岡県熱海市銀座町8-13 ロマンス座1F
電話
非公開
営業時間
11:00~17:00
定休日
水曜

徒歩で約5分

3
14:20

異国の地をほうふつとさせる景観美

親水公園

国道135号の海沿いに広がる公園。公園内はそれぞれ異国の風景をイメージして整備されており、南欧コートダジュールをイメージしたスカイデッキ、熱海市と姉妹都市である北イタリア・サンレモをイメージした石造りのレインボーデッキ、南イタリアのナポリ海岸をイメージした渚(なぎさ)デッキと、まるで海外を旅しているかのような気分を味わえ、フォトスポットとしても人気。また、一年を通して多彩なイベントが開催されており、地元の人から観光客まで多くの人に親しまれている。

公園内のスカイデッキにはベンチも配され、海風に当たりながらのんびり過ごせる
「恋人の聖地」に認定されているムーンテラス
住所
静岡県熱海市渚町地先
電話
0557-86-6218(熱海市公園緑地課)
営業時間
散策自由

徒歩で約10分

4
15:00

「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸

起雲閣

1919(大正8)年に別荘として築かれ、1947(昭和22)年には熱海を代表する旅館として生まれ変わり、山本有三や志賀直哉、谷崎潤一郎など多くの文人墨客に愛された。現在は市の指定有形文化財として一般公開されている。伝統的な和風建築のたたずまいを残す和館の「麒麟・大鳳」をはじめ、ヨーロッパのデザインを基本にした洋館の「玉姫」、旅館時代の趣を残す喫茶室など、大正から昭和という時代の変遷を感じる建築美は見応えがある。

建築当時の姿をとどめる和館の「麒麟・大鳳」
アールデコのデザインを基調に洋館「玉姫の間」に併設したサンルーム
旅館時代のバーを利用した「喫茶やすらぎ」。起雲閣ブレンド珈琲 500円
熱海の緩やかな斜面を生かした約1,000坪の池泉回遊式庭園
住所
静岡県熱海市昭和町4-2
電話
0557-86-3101
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
610円
定休日
水曜(祝日の場合は開館)

徒歩で約8分

5
17:00

ソムリエである店主が選ぶ絶品ワインと料理

ラポムドパン voyage ATAMI

「海や温泉が魅力的で、東京からの移住を決意しました」と話す店主の松本陽介さんは、以前は東京・高円寺でビストロを営業していた。熱海で1年かけて物件を探し、開店したのは2024年2月。フレンチをベースとしたワインに合う料理は、地物の野菜や鮮魚、熱海の特産品を使っている。ブドウ本来の味わいを感じるナチュラルワインとの相性も抜群だ。料理はその日の仕入れによって変わるため、何を食べられるのかは当日の楽しみに。

熱海産アジのカルパッチョ伊豆稲取キウイソース990円、熱海伊豆山徳田さんの原木しいたけゴルゴンゾーラ焼き550円、オレンジワイン「ブロンド・バイ・ナチュレ」(グラス)1,320円
空き瓶もインテリアの一部として飾られおしゃれ
熱海銀座商店街の裏路地の建物2階に構え、隠れ家的な店だ
住所
静岡県熱海市銀座町10-16 2F
電話
0557-31-1018
営業時間
15:00~21:00
定休日
月・火曜

徒歩で約16分
熱海駅から帰路へ(19:00)

  • 文/千葉香苗(アド・グリーン)
  • 写真/新井鏡子
  • ※上記の情報は2025年2月掲載時点のものです。
  • ※紹介する施設への交通手段や時間はおおよその目安です。乗り換え時間や待ち時間は含んでいません。余裕を持ってお出かけください。
  • ※料金・営業時間・定休日などは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
  • ※表記されている料金は、特別な注記がない限りすべて税込です。
  • ※年末年始、大型連休、お盆休みなどは一部省略してあります。